英文法書 覚え書き
最近、英文法書を人にお勧めする、ことがありまして、その際に調べたことメモです。
新マスター英文法 全面改訂版
- 作者: 中原道喜
- 出版社/メーカー: 聖文新社
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 単行本
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http://www.seibunshinsha.co.jp/books/ISBN978-4-7922-1806-5.html
英文法詳解
- 作者: 杉山忠一
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: 単行本
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英文法解説
- 作者: 江川泰一郎
- 出版社/メーカー: 金子書房
- 発売日: 1991/06/01
- メディア: 単行本
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英文法総覧
- 作者: 安井稔
- 出版社/メーカー: 開拓社
- 発売日: 1996/11/01
- メディア: 単行本
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私が言語学に興味を持ったのは、この本の「解説」のおかげではないかと思います。
表現のための実践ロイヤル英文法
- 作者: 綿貫陽,マーク・ピーターセン
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: 単行本
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同じ旺文社から出ている『ロイヤル英文法』の方が有名だけど、文法についてしっかり調べごとをしたいのならちょっと不十分、かな。江川本があれば『ロイヤル英文法』はいらないかなっていう感じです。
『表現のための実践ロイヤル英文法』で扱う英文法レベルは基本大学受験〜大学の範囲なのかもしれないけど、これが標準だ、これくらいは自信を持ってできるようになろう、という指針にするのはよいかなと思います。別冊の問題集もあるし。あと、「注意」や「Helpful Hint」などの注釈が面白かったのと、本の帯で我が敬愛する柴田元幸氏の推薦文が決定打となりました(^_^;)>。
【追記】著者のマーク・ピーターセン氏の『日本人の英語』『続・日本人の英語』(共に岩波新書)っていう本があるらしいく、いろいろな人がお勧めしています。問題集をやる派でない人は、こういうのを読んで落ち葉拾いをするのがよいかも。
以下、欲しいな〜、な、英文法書です。
現代英文法総論
- 作者: レナートデクラーク,Renaat Declerck,安井稔
- 出版社/メーカー: 開拓社
- 発売日: 1994/10/20
- メディア: 単行本
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『英文法総覧』をちゃんと見終わることができたら、手にれたいと思っています。
http://www.kaitakusha.co.jp/book/book.php?c=549
Longman Grammar of Spoken and Written English
Longman Grammar of Spoken and Written English
- 作者: Douglas Biber,Stig Johansson,Geoffrey Leech,Susan Conrad,Edward Finegan
- 出版社/メーカー: Pearson Japan
- 発売日: 1999/11/05
- メディア: ハードカバー
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こういう書物こそ、オンラインかデジタルで扱えると便利なんだけど…。
いつか、いつかね。
以下、いろいろな理由で持って取り上げなかったものです。
開明英文文法―表現の科学
林 語堂 (著), 山田 和男 (翻訳)
出版社: 文建書房 (1960/01)
絶版で入手困難なので…
中国人でありながら英語ですぐれた作品を書いている作家さんであり、ジャーナリストであり、言語学者である林語堂氏によるもの。講談社文庫になっている『人生をいかに生きるか』はこの手の書籍の先駆け的存在。言語学に関しては『言語 ― その本質・発達・起源』(岩波文庫、上下巻)などを著している言語学の大家オットー・イエスペルセンにも認められた研究者だったそうです。
古い本なので、言葉使いとか例文の古さがあるものの、ところどころにオチャメさと言語学というサイエンスを極めんとする者の視線が見て取れて、読み物として楽しい書籍だと思います。