「コミケ、2ちゃんねる、はてなセリフと作家と著作権」
今、考えておきたい・おくべきイベント、やっちゃいます。Don't miss it!
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著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム 公開トークイベント vol.3 「コミケ、2ちゃんねる、はてなセリフと作家と著作権」 日時:2007年6月15日(金) 午後6:30 - 8:30 場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館6F Global Studio 主催:著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム 慶応義塾大学DMC機構 コンテンツ政策研究会 出演者(50音順・敬称略): 伊藤剛氏(マンガ評論家) 神田敏晶氏(ビデオジャーナリスト) 久保雅一氏(小学館キャラクター事業センター長) 白田秀彰氏(法政大学社会学部准教授/発起人) コーディネーター: 鈴木謙介氏(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員/発起人) <企画趣旨> 文化を育てるとは、作家を育てることに他ならない。作家は創作の 喜びを知る体験から生まれる。ならば、作品を巡るコミュニケーション の中にしばしば話題の作品の無断複製(模倣を含む)という要素が含まれ ることを考えると、作家は違法複製の申し子だともいえよう。 著作権理論の通説は、「著作権」はけして当然かつ無条件に存在する ものではなく、様々な効果と弊害のバランスの上に規定されている、と 説明する。「著作権法の保護期間延長」の効果と弊害について、この作家 が育つというプロセスの中での実態を論じることが必要になるだろう。 文化を育てるという著作権法の目的から、複製権の射程と限界はどこに 設定されるべきなのか。それと産業、ビジネスという行為、或いは産業と 文化という二つの観点はどうやって交通整理されるべきなのか。コミケ等 のインディーズ市場や2ちゃんねる、YouTube、ニコニコ動画、はてな セリフといった、コンテンツを中核に据えたコミュニケーションプラット ホームビジネスの出現を踏まえ、そうしたコミュニケーションアリーナと 作家の成長との関係から、著作権法の保護期間の延長を考え、さらに著作権 そのもののあり方を考えるフォーラム。