努力しないこと、論理的に考えないこと、そして頭を使わないこと

id:textfileさんの、id:textfile:20070325のエントリで知った、id:softetherさんのエントリ。
http://d.hatena.ne.jp/softether/20070324#p1

全文引用したいくらい興味深い。また、ここにコメントされている意見も非常に面白いと思った。

いや私なんか質も量もid:softetherさんの足下どころか足の爪の先にも及ばないけれど、彼の言うことにはとても納得した。いやいや、私が論理的な思考が苦手だから言い訳しているわけじゃないよ。ほんとに「論理的に考えないこと」の方が手が動くんだってば! こうしよう、ああしようということが思い浮かぶんだってば! ちょっと見にくいかもしれないけど、間違いは少ないんだってば!

大学院に入ったときにサイバート教授に言われたことを思い出した。私が、自分に理系のバックグランドがなく授業についていけるかどうか不安であることを教授に話したときに、爺な彼は言った、「大丈夫、少なくとも君は君がこれからやろうとすることに向いているよ」

その言葉を信じて進んだけど、周りは超論理的な思考が得意な人ばかりで、自分の非論理さ加減というか、感覚でGO加減というか、そういうものに嫌悪感を覚えざるを得ない環境だったので、きっと自分の思っていることは正すべきことなんだなあと思っていた。

そしたら、あーここに同じことを考えている人がいるじゃないの! しかもバリバリできる人だよ! 

最近、プログラミングとは別に「全く論理的に考える必要ナシ。感覚と感情でGO」な案件に取り組んでいて、ふとそれを見直してみたら、感覚と感情といいつつ論理的に理路整然と考えようとして苦しんでいる自分が見てとれた。案件を納期までに完成させることに論理的思考が不可欠だと思い込んでいた。それってもう、自分じゃないじゃん。向こうが必要としている私じゃないじゃん。バカだな、自分。

なんだかいろんなことががしゃんがしゃんと組み合わさっていく今日この頃だなあ。