あたらしい教科書『コンピュータ』刊行記念トークショー

山形浩生×仲俣暁生トークセッション
あたらしい教科書シリーズ
『コンピュータ』
(プチグラパブリッシング)刊行記念

■2006年11月3日(金・祝)17:00〜(16:40開場)
■会場:青山ブックセンターHMV渋谷店内・ギャラリースペース

仲俣さんのはてダで告知を見て、すぐに書店に電話して席を予約しました。

仲俣さんとお会いするのは帰国後初めてでした。でも、例のごとくあまり久しぶりという気がしませんでした。仲俣さんのはてダはずーっと読んでいるし、仲俣さんのご活躍は雑誌などでちょくちょく拝見していますし。山形さんについても、なんだか、あんまり遠くな人な感じがしないのです。

『教科書』の内容は、ほとんど私が知っていることばかりでしたが、その説明や解説を書いていらっしゃるみなさんったら私のはてアにマークされている方々がずらーだったので、迷わず買いました。私は説明がド下手なので、言葉を上手に操るみなさんがどのように説明されていらっしゃるのか、興味があったので。そして、やっぱり買って正解だったですー。知っていることなのにこんなにドキドキした本、っていうか教科書は、初めて。

トークショー、面白かったです。やっぱりライブは重要だなーと思いました。

お客さんの質問を聞いて、あーいいなあ、また教育の現場に戻りたいなと思いました。ほんと誰か私を雇ってください。しかし、この『教科書』を教科書に使って授業をするのはなかなかに大変そうです。この教科書に刺激された生徒からの質問に、どこまでちゃんと答えることができるか…ちょ、ちょっと自信がありません(^_^;)。先生はよっぽど予習していかないと…。

そうか、教科書がよいと、先生はそれを生かせるように勉強しなくちゃならないのか! ということは、よい先生を育てるためには、よい教科書があればいい、ということになりますね!

眼鏡をかけていない私にとっては、眼鏡も既に「能力を助長する機構」のひとつ、なのですが、眼鏡をかけている人は、眼鏡によって自分の能力が強化されている、とは思っていないんでしょうか? …と、思いました。

トークショーが終わってから仲俣さんにご挨拶をしにいったら、その後の打ち上げに誘っていただきました。脊髄反射的に「はい!」とお返事して、参加させていただいたのですが、一次会は終始キンチョーしっぱなしでした。「えぇ、このヒトがあのヒトかあ!」「このヒトってこんな感じのヒトだったんだ…」と、ぐるぐる、ぐるぐる考え、かつ、目の前で展開されているライブトークに耳を澄ませ、「この鶏ワサ、うまっ!」などとカンドーし、…思考パイプライン全開(笑)。二次会は、編集者のみなさんとお話させていただき、これまた、刺激的で面白かったです。最近、こういう話ができる人近くにいなかったから。メールとかブログのコメント欄とかで“話す”ことはあるけれど、やっぱり会話は違うよ、違う。トモコちゃんを知っていますっ!っていう方とお会いできたり、とか、して、驚いて嬉しくてほっぺたがジンジンしたりするのも、ライブならでは、だよね(笑)楽しい飲み会にお誘いくださってありがとうございました!>仲俣さん

コンピュータ (あたらしい教科書 (9))

コンピュータ (あたらしい教科書 (9))