Googleのロゴについて

Software Design 2006年7月号に、「 ロゴが先か、Googleが先か GoogleロゴクリエイターDennis Hwang氏へのインタビュー」と題する記事があります。Dennis Hwangさんは、Googleのトップページの、時々変わるロゴのデザインをしている人だそうです。

インタビューの中で、彼がGoogleのロゴを変える伝統のはじまりについて語っています:

ときどき何か特別なできごとに合わせてロゴを変える僕らのこの伝統は、'99年のBurning Manフェスティバルが始まりです。

なぬー! Burning Manフェスティバルアジア圏公式サイトなんてものもあるのね最近は)とは、ネバダの砂漠にあつまってやるアートなお祭りです。別に大義名分はありません(たぶん)。楽しければよいのです。自分の、他の人に見せたいアートなものを持ってきて見せればいいのです。聞かせたりするのでも可です。で、見せるものを特に持って来なかった人は“自分”でも見せとく、つまり、まっぱっぱで砂漠をうろうろするわけです(ただし日焼けに注意)。そして祭りの最後には、この祭りの象徴である人形を広場でばーっと燃やすのです。だからBurning Man。

LarryとSergey(共にGoogle創設者)はとてもクリエティビティを愛していて、わかるでしょう? だから毎年参加していたんですね。

なぬー!!!

それで彼らがGoogleを走らせ始めたころ、まだほんの少しのサーバしかなくて、利用者も1000人程度だったころです。彼らはゲスティバルに参加してることをユーザに伝えようとして、伝統的なBurning Manのシンボルをロゴにいれました。
これはユーザたちに受けました。「おい、奴らBurning Manにいってるぜ」って。当時のまだ少なかったユーザたちとの、ダイレクトなコミュニケーションですね。

トップのロゴが変わっていたのは知っていました。でも、LarryさんとSergeyさん、参加していたとはね! 

参考資料:
http://www.underpublic.com/recommend/burningman/burningman.html
http://blog.drecom.jp/waterairsunlight/
あと、Burning Manったら金田 善裕さんだなあ!