ROVTSKI presents 10th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE @ IKEBUKURO P'PARCO 近藤智洋

8月3日に「ROVTSKI presents 10th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」が行われ、近藤智洋池袋PARCO P'館エントランスでアコースティックライブを行った。(んーどっかのニュース風w)


「ROVTSKI presents 10th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE」は、代官山や横浜にショップを展開しているファッションブランドROVTSKI (ロフトスキー)の10周年を記念して企画されたもの。ROVTSKIでは、同じく10周年を記念して、半世紀に及ぶROCKの歴史上の伝統的な出来事を表現したTシャツの展示・販売するEXHIBITION TOUR「ROCK IS a ONE HEART BEAT」を4店舗を巡回して行っていたのだが、記念ライブは池袋PARCO店のみと特別イベントとして開催された。

PEALOUT解散後、ソロとして年間120本ほどのライブをこなし全国を回る近藤さん。ところが、屋外での昼間のライブは「PEALOUTでのFUJI ROCK FESTIVALのステージ以来3年ぶり」とのこと。ファーストアルバム『近藤智洋』から「静かな世界へ」「走る風のように、落ちる雨のように。」、セカンドアルバム『二つの鼓動』から「Baby Boo」「二人の鼓動」を演奏、また、ROVTSKIから「何か1曲ビートルズの曲を」とリクエストがあったとのことで「Across The Universe」を演奏した。5曲を演奏し終わったところで間髪を入れずにアンコールがかかり、もう1曲、「A New Morning(だったかな、と)」が演奏され、集まった観客の大きな拍手に包まれてステージを終えた。

この日、池袋周辺は街頭に設置された温度計の表示が36℃を超すほどの猛暑で、時折ビルの谷間を渡る風も生暖く感じるほど。繁華街のど真ん中、すぐ近くには大通りがあり線路がありというアコースティックライブには必ずしも適さないと思われる場所だったが、近藤さんは、「ときどき風が吹いてきたり音が空に抜けてったり、屋外もいいもんやね」と、普段とは違うシチュエーションを楽しんでいる風だった。そして近藤さんのギターと歌声は、アコースティックライブに不利な高温多湿な状況をもろともせず、ただビルの谷間に響き渡っていた。暑さと湿気ですぐに伸びてしまうギターの弦の調整に苦心しつつも、観客にビルの影に入るように勧める気遣いを見せる近藤さん。日曜日の午後、喧噪と熱気が吹きだまる池袋が、しばしの間ギターの音色とやさしい歌声に包まれた。

ROVTSKIでは、当日、50枚限定でライブ記念Tシャツも販売。ライブ後は池袋PARCO店店頭にて近藤智洋のサイン会も行われた。

(ワタシもちゃっかりTシャツ買っちゃいましたよ。サイン並んじゃいましたよ(^_^;)>)