金聖響のベートーヴェン、その2

なんで急に上記のようなことを調べてみようと思ったのかっていうと、年末で第九をよく聞くようになったからではなくてこんな本を読んだから:

ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書)

ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書)

あまりクラッシック音楽に明るくない人でもちょっと興味があれば難なく読めて、そこからさらにより深くクラッシック音楽を楽しむようになる手がかり足がかりになれば、という本です。この本からクラッシック音楽のさらなるディープな世界=オタクの世界にハマっていく予定な人は、かなり幸せなオタクになれると思います。

金聖響さんのオタク全開っぷりがおちゃめで楽しい本です。

いろんな指揮者な人とか演奏者な人にこの手の本を書いて欲しいなと思います。雑誌とかに載っているのかな…。クラッシック界も、その時代の人の魅力で、同じ時代に生きて同じ時代の空気を吸って同じ時代の音を楽しんでいる人の心をとらえる努力をしようよと思います。漫画とかのブームに頼ってちゃだめだよ、あんなもん一過性のブームに過ぎないんだから…。っていうか、この手の話をもっと聞きたい!っていう私の欲望がそこにあるだけ、なのですが(^_^;)