日本映画撰集@SuperDeluxe

ドナルド・リッチー先生の「日本映画撰集」が復活。前回よりも我が道を行く度がぐっと高まった模様。
http://www.super-deluxe.com/2007/10/17/japanese-cinema-eclectics4/
今回取り上げる映画は「変態家族・兄貴の嫁さん」。

Shall we ダンス?」で日本アカデミー賞の監督賞と脚本賞を受賞した周防正行監督の処女作品。ピンク映画である本作は、全編小津安二郎の映画の引用と参照で埋められており、小津安二郎を心から愛する周防正行が、その愛しているものを一度はそっくりそのままマネしたいと思って制作した作品です。

ピンク映画(死語?)! 小津へのオマージュ(曲解?)! レンタルビデオ店でも置いていないところが多いので、これを機会に見にいった方がいいかもよ。リッチー先生の爆列解説付きなのだし。

【追記】
goo映画にはちゃんと『脚本・監督は「変態家族・兄貴の嫁さん」の周防正行』って載っていた。えらい、goo! 見直した!