「魔女の宅急便」

確か、「魔女の宅急便」って本は母が妹に買ってきたものだけど、私の方が好んで何度も何度も読んでいた。児童文学というにはちょっとポップな文体で小気味良い。キキとジジの会話と、女の子がどたばたと何かをやる感じ(ちょっと空回り)に合っていて、読んでいてすっと映像が浮かび上がってくるようだった。

実は「魔女の宅急便」は続巻が出ているんだよ。映画になったのは1巻、の70%くらいかな。書籍で読むとまたちょっと印象が違うと思います。でも、映画は、あれはあれでちゃんと「魔女の宅急便」の世界観が活かされていて良い感じだと思います。映画でしかできない"魔法"もふんだんに盛り込まれているし。

魔女の宅急便」は、今のところ5巻まで発刊されています。著者さんはずっと角野栄子氏ですが、イラストは3人リレーされています。うーん個人的には1巻の林明子氏の絵が好きなんだけど…。最新刊の5巻は最近発売されたばかり。キキも二十歳になりました! 相変わらずジジも一緒で、相変わらずどたばたと悩んだり転んだり立ち上がったりしています。

ハリポタもいいけど、この「隙間あきまくり(c)spinn」感が、なんかいんだよなあ〜。


● 最新刊 ●


● 既刊刊(古い順に)●

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)

魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)