登校見守りワンダフルー全ての小学校に犬を!

朝日新聞夕刊で見かけたニュース。関東版の記事と微妙に文章が違っていたが…こっちの方がいい感じ。
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000610280001

どうですか、この面構え! 秋田犬の男の子かく有るべしっていう顔をしています。「快皇(かいこう)」なんていう名前だからきっと秋田犬保存会認定の秋田犬(つまり、血統証付き)なのでしょうな。一緒に写真に写っている子供と同じ体重なんじゃないかなって思うくらい大きな犬ですが、子供達と仲良しさんとのこと。そうなのです、本来は、大きな犬なほど小さきもの・弱きものにはやさしいのです。毎朝、こんな犬の頭をなでなでできるなんて、子供たち、どんなにほっこりすることでしょう。

私も、自分のウチにも犬がいたけれど、保育園に通っていたころ、保育園にいたロミという秋田犬に会いたくて、毎日保育園に行くのが楽しみでしょうがなかったです。そして保育園に行ったら、ずーっとロミのところにいました。ロミは人を噛んだことがあり、子供が来れないようなところに囲いを作ってその中で飼われていたのだけれど、私は塀や木を伝ってロミのところに通っていました。

あの、ふかふかーで毛むくじゃらーな首にぎゅうっと抱きつくという体験の記憶は、私の、無条件に幸せな記憶のひとつです。

そこで思ったのだけれど、全ての小学校で犬を飼ったらどうだろうか? 全ての小学校にカウンセリング室や談話室を設ける構想があるのなら、そこに犬は不可欠だと思うのだ。言葉にならない言葉にできない子供達の思いをくみ言葉ではなく感応してくれるのは、犬だと思うのだ。

犬(他の動物達も)が人の心になんらかの影響を与えるということについては、病院や老人ホームで行われているアニマルセラピーが盛んになりつつあることからも伺える。

犬に関しては、日本救助犬協会などが、活動に耐えうる犬の「訪問犬」認定を行っている。

http://www.kinet.or.jp/kyujoken/syokai_kaizai02.htm

海外にはこんな活動もあるよ。

Paws to Read:
http://www.paws-for-love.org/paws_to_read.htm

在米中にPaws to Readの犬の訓練とハンドルのお手伝いをしたことがあります。アサイメントの本を読んでいるとよく煮詰まって、愛犬Boに本の内容を語ったり同意を求めたりしてなんとか宿題をこなしていたなあ。Boは、文句ひとつ言わずにつき合ってくれたものです。

私が小学校に通っていたころは、小学校に犬がいました。学校併設の用務員室兼宿直室で飼われていました。小学校では他にチャボやウサギなんかも飼っていたので、それを狙ってくる野良犬や野良猫や他の野生動物除けに飼われていたのかもしれません。でも、誰にでも人懐っこい犬だったなあ。仕事、勤まっていたのだろうか?

小学校で飼われている犬、って言ったら、川上犬が有名です。
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kawakamiken/ken_iruinu/kawakamiken_iruinu.htm
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokudane/td61023a.htm

犬と子供はほんと絵になりますね〜。

そうだ、全ての小学校に犬を! 別に純血種でなくていいのだ。そうだ、全国の保健所に持ち込まれる犬たちを小学校に“配置”するというのはどうか? もちろん、犬たちは子供に取って安全であるという一定の基準としつけや訓練を施された犬でなければならないが。

Google「全国の小学校数」と聞いてみると、2万4千弱あるらしい。2万4千匹の犬たちの命が救えるんだー。それじゃ「処分される犬 年間」は、というと…約10万匹、との、ことです。

( ゜Д゜)

救える命は失われる命に比べたら微々たる数かもしれません、けど、それで救われる命の数はその何倍にもなると思うのです。だからだから、全ての小学校に犬を!と思うのです。

そして、あのう、私も犬が飼いたいので、す…(T_T)