我が母校でも“社会”問題が(要補講)

アベナイカクが教育テコ入れを名言されたからかどうかわかりませんが、にわかに沸いてきた高校の必修科目履修漏れ問題。最初は1校だけの“懺悔”だったのに、あれよあれよという間に100校を超えてしまった。

そしたら、なんと、我が母校も漏れ校に該当する、とのこと。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200610260166.html
テレビのニュース番組で、現校長先生が釈明をしていたとか。

自分が高校を卒業したのなんてもう10年以上も前のことなのでよく覚えていないし、その後細かく指導要綱の改正などあったから過去どうだったかと言ってもしょうがないかなと思うけど、自分は、社会2科目(世界史と地理)、理科2科目(生物と物理)履修しました。でも、倫理とか政治経済とか、やったかなあ。倫理の方は教科書買った記憶があります。で、卒業してから、教科書を使っていなくてあまりにきれいで、もったいないなと思って、上京した際に持って来たのを覚えています。読んでから古本屋に出したか実家に送り返したと思う。

教科書を手元に置いておく気にはなれなかったです。教科書を読み終えた後、個々のトピックについて深く掘り下げれられるような本を読んでいき、次の指南を求めて教科書に帰ってくると、教科書の記述があまりにも面白くなくて、がっかりするのでした。こういうジェネラルな展望を見せてくれるモノは1分野につき1冊くらい持っていて、読むものが隔たらないようにすべきだと思うのですが、うーん、その教科書は「次に何読もうかな〜」感を演出してはくれなったですね。例えば、Srernbergの「Handbook of Creativity」とか面白いのに。この本から出掛けていって、また帰って来て次に行こうという気になります。

いまさら高3に、その、受験に関係ない科目をやれ、っていうのは、どうなのかなと思う。チェック欄にチェックをつけるのつけないの、で、生徒達が不幸な目に遭わなければよいのだけれど。それよりも、その、社会科科目を丸ごとみんな、大学1年2年次に履修する、ということにしてしまえばいいと思った。受験終ってから、しっかり時間をかけて学ぼうよ、それくらいする価値のあることだと思うよ。

私の社会科の知識なんてほんと怪しいものです。日本史は、中学以来まともに学んだことがなく、テレビドラマなど何か流行ったりするとその度に付け焼き刃的に追っていくくらい。年号とかまともに覚えていないし…。地理なんて中受のお子様の方が私よりもずーーーっと知識ありますよ、絶対。

世界史は、在米期によく歴史物のテレビを見ていたこともあって、政治経済史以外だったら、まあ、なんとか一般常識を保てるかなあ。あと、世界遺産とそれにまつわるストーリーとか。

これじゃいかん、と思って、来月を自分社会科教科月間に認定しました。で、まず始めに、アメリカ古代史の勉強を。留学時代の友人に会ってランチを食べる、とも言います(彼女の専攻がアメリカ古代史)。それから、以下のイベントに参加することにしました。

第1回★こんちゃ〜すナイト!!〜郷球先生の世界史講座〜

西寺郷太が、世界史をテーマに深夜のトークラソン
軽妙なおしゃべりで、あなたを世界史へ誘う。
聴けば歴史が見えてくる!


※60名限定
※郷球オリジナルレジュメ付


【出演】西寺郷太(NONA REEVES)/松野光紀(FREDO)/他
【日程】2006年11月18日(土)
【時間】開場 23:00
【会場】渋谷soft TEL03-5467-5817
【料金】3000円(税込・ワンドリンク付)

あれ、結局、世界史か(^_^;)

追記:
我が母校のwikipediaのページ