LAVAFLOW RECORDS presents "At The End Of August"@渋谷eggman

今日へ至るまでの1週間全く周辺からロック的なものから遠ざかっていたので、いっそのこと前日も予習しないでガツンと自分をライブへ投入してみました。しかも今回は、いつも悪い整理番号しかくれないe+がよい番号をくれたので、最前列!でした!やふー!

いつも一緒にライブに行く友達がお仕事で行けなかったのが、今日の唯一のザンネンでした。あとはパーフェクトな一日だったな!


深沼さんの新しいバンドのBORZOIQ、メンバーそれぞれの「お里」のライブも音源もよーく聞いておりますよなので、「こういうバンドになるに違いない」な妄想は果てしなく膨らんでいたのだけれど、もう妄想そのまんまだった。こんな現実もあるんだと思うくらいの。どの曲も確かにLucyさんの声がなるほど映える曲だった。声って楽器はほんとユニークで強いね。自分のいた位置はもろギターの音を被る場所だったのだけれど、その存在感がしっかり伝わる林さんのベース、ギター1本しかないバンドとは思えなくくらい多彩な深沼さんのギター、その3人に割って入るかのようにリズムを突っ込んでくるヒデ君のドラム…できたてほやほやのバンドなんだけど既に風格というか「どや!」感をまとっている、ような、ズンとしたサウンドを持つバンドでした。音源発売楽しみー!しかし、挨拶程度のMCしかなかったので結局なんでBORZOIQって名前なのかはわからないままだったです。あと、ラストに、Mellowheadの「Never enough」演ってくれたのが嬉しかった!あれやっぱりLucyさんじゃなきゃ歌えない歌だと思うし、大好きな歌なので。

…ってゆうかちょうド真ん前で深沼さん見ちゃったよ!真ん前は外そうかなとか0.3秒くらい思いもしましたが、こんな機会は滅多にないと思ってド真ん前いきました(キリッ もうギターぐわんぐわん弾くのちょうカッコよかったよーーー!…落ち着け自分。冷静には、聞いている音がちゃんと目の前で、こういうコードでこういう弾き方でっていうのが見えて面白かったです。私、ギター弾いていたときそんなにテクニックがある弾き手じゃなかったからな…。押さえ方も、派手さ重視でなくて堅実でキレイだし。ギターの練習している人はほんと深沼さんのライブ見といた方がいいと思います。


acariが3人になってからライブを見たのが初めてでした。前に見たときも思ったけど、acariもライブいいな上手いな。流石だなあ。でも3人だとやっぱり、鳴っている音が少なくて寂しいなと思った。ここにもう一本ギターがあったらいいのにかとかキーボードとかストリングの音があったらいいのになと思うところが何回がありました。これからどういう方向で発展していくのかな…


何度も本州にきてたのに全然見に行けなかったJake Stone Garageもやっとライブ見れた!自分ちでセッティングして、出音の確認をして、そのままステージに残ってライブが始まるというスタイルがニクい演出(意図した演出ではないかもしれないけど)。前にここでJakeのライブを見たときは、ースがタケシさんだったんだよな、と思うと、やっぱりちょっと胸がつまった。単純に録音だからライブだからの違いだけでなく、ベースの音が違う感じがした。3ピースだと、ひとりひとりの担うところが大きいから…。Jakeもライブがほんとにいい。純粋に音に煽られてアガれるバンドだと思う。もっとフェスとか出ればファンが増えるんじゃないかなあ。前に見たときはもっとゴリゴリと勢いで押す印象があったのだけれど、そういう演奏から余裕というか緩急がついてきたかも。ベースの子も、がんばっていたという感じではなくて一員になってた。こちらもこれからがちょっと楽しみなバンドで、もっとデカいちころでライブができるようになるといいなと思っています。


そんな感じで、セットチェンジのときすら息つくヒマもなく、の、Mellowhead。ここでアッキーさんがもう1本ギターで入っているこに気がついて、ベースが私のいる方にセットされることに気がついて、目の前林さんでした。心臓止まるかと思いましたうわー!今日はドラムが後藤さんだった。やっぱり、小松さんのドラムとちがった。どっちのドラムも好きなんだけど、メロへにはやっぱり小松さんのドラムがいいなあ、聞き慣れているっていうのもあると思うけど。スネアの音の切れ方とか、タムの入れ方とか、一番あっと思ったのはハイハットとシンバルかな。やっぱり違うんだなあ、と、予想はできていて、それがほんとだったと思ううれしさと、寂しさとがないまぜになった不思議なキモチのまま聞いていました。特に1曲めの「ブーメランの顛末」は、小松さんの小松さんっぽさがすごいよく出せる曲、な気がするのです。

後藤さんは相変わらず涼しげで、汗をびっしょり書いても涼しげで、深沼さんがまとまらないMCちゅうのときにはヒザを抱えてにこにこ聞いていて、ぱっと見、後藤さんの方が年上さんな感じが、あんまりPlaguesのときには見れない感じでよかったです(o^_^o)。

林さんと後藤さんの動きが両方視界に入って、リスムの勉強にはこれとないシチュエーションで、なるほど!といろいろ「どうなっているんだろう?」と思っていたところが氷解したとこがいっぱいありました。またちょっと、楽曲聞くのが楽しみになりました。特に目の前で聞いた「南ウィング」→「コンバーティブル」は圧巻だった。私の子供がドラムかベースやっていたら、これ間違いなく見せたかったです。

アンコールで演った「A phantom song」も、いつもと全然違うなー、と思ったけど、やっぱり、この曲を聞くと思い出す風景が必ず思い出されるのでした。林さんのベースの生音の方やコーラスの声が聞こえてきてもう私の処理能力はいっぱいいっぱいでした(^_^;)でも、最後に演った「SPIN」は、メロへで聞いていた「SPIN」じゃなくてPlaguesの「SPIN」になってて、やっぱりね!だよね!と思い、with アッキーのPlaguesって実はライブで聞いたことがなかったのですごい嬉しかったりで、これまた、息つくヒマなくライブ終わっちゃいました。


よいライブだったーーー!どのバンドも、次が楽しみーーー、あっ、メロへは、次はPlagues、で!