Lunch Live(勝井祐二+千住宗臣+永井聖一)@下北沢440

昼間っぱらに下北沢に行くの、すっごい久しぶりでした。


すごい並んだりするのかなと思って開場ちょっと前に行ったらそうでもなくて、ほっとする反面なんだかやる気満々の人みたいでちょっと恥ずかしかったです(^_^;)> 今日はいろんなイベント重なっちゃってた上に、こちらのイベントの方が決まったのが後だったからねえ。でも、そんなぎゅうぎゅうでない感じであのスペースでこのメンバーの演奏が聴けたのは素晴らしい体験だった。諸々のイベントに行けなくて恨めしく思っていたのだけれど、これで正解だった!とすら思えました。

二人組では競演があるものの、三人で三人だけでというのは初で、しかも誰かのサポートとかではないので、どんな感じになるのか全く想像できずにいたのだけれど、うわあ、これは想像できんわ、というライブだった。60分ちょっとくらいの時間、だったかな、で、演奏したのは、2曲だけ。漢三人ががっぷり組んだ骨太のプログレでした(^_^;)

叩き通した千住さん、まじパねえっす!音を出す体力だけでなく、微塵も乱れないピッチ!むしろ、永井くん、藤井さんの挙動に全身で反応して、どんどんグルーヴを作っていく。リズム隊ひとり感、全くない!最初、様子を見て音を出しているような雰囲気が感じられた永井くんだったけど、どんどん自由に音を出して行っていた。永井くんも、たくさん場数を、しかも「うぇ?!」というような人と場数を踏んでいっていろんな音を食らってきた人の演奏になっていた。見るたびたくましくなっていく感じがたのもしい。これからどんな音を聞かせてくれるのだろうー!

藤井さんは、さすがの自由さ。たぶん御本人はそうじゃないと思うけど、でも見た目には、んん〜って感じで二人を聞いて、そいじゃオレはこうね、みたいに音を出してくる。それがどんどん二人を押す感じで。引っ張るというよりは、押す感じ。

そんなんで、ハードなセットだったのだけれど、お客さんは若いお嬢さんが多めな感じだったのだけれど、みんな最後には笑顔で、演奏が終わるとはぁ〜っとため息がでちゃう、みたいな、希有なライブでした。これ、一日限りでこの人数でしか享受できないなんてほんともったいないと思いました!