戸塚洋二さん死去

http://mainichi.jp/select/today/news/20080710k0000e040068000c.html

戸塚洋二氏は我が母校・静岡県立富士高校の卒業生なのです。戸塚氏がノーベル賞を受賞された暁には、卒業生総出でお祝いをすることになるはずでした。田舎に帰った時や地元の友だちと、よく、話していたものでした。

すっかり開催の機会を失ってしまっている私の年度卒生も、受賞お祝いにかこつけて同窓会を開こうと考えていたのですが…。

残念です。しかし、私以上に、戸塚さんの恩師小柴昌俊氏は悲しんでおられることと存じます。朝日新聞によると、小柴氏は、最近発売された雑誌に戸塚氏が闘病について語った対談記事がありそれを読んで戸塚氏にメールを送ったその5分後に死去の連絡を受けたのだそうです。「弟子を失うのは、親が子供に先立たれるのと同じ。こんなにつらいことはない」とありました。

戸塚氏も、志半ばでこの世とお別れしなければならなく、辛い想いで旅立たれたことと存じます。物理学者にとって天国は、どうでしょう、幸せな場所足りますかどうかわかりませんが、幸せな場所であって欲しいなと思います。

ご冥福をお祈り申し上げます。