Oblivion Ball @ makuhari, Tokyo

オール2日目。久しぶりに出向いた幕張は遠かった…。ちなみに、underworldlive.comのライブスケジュールに「makuhari, Tokyo, Japan」って書いてあったのです。

寝坊して、会場に着いて荷物を預けてホールにたどり着いたら、もうSIMIAN MOBILE DISCOのライブが始まっていました(><)。ステージ向かって左のPA卓のあたりで観戦しました。ライブにしてはきっちり仕上げてきているなーという感じでした。もうちょっと遊びゴコロがあってもよかったかな、彼らのPVみたいに。あと、ステージがだだっ広すぎて、なんか空間が余っちゃっている感じがしました。もうちょっと小さなハコで見たいかな。S.M.D.はあんまりアルバムとかがしがし聞いているわけじゃないんだけど、それでも十分楽しめました。あの音、アナログシンセっぽいなーと思っていたんだけど、ライヴもそれっぽかった。でも現物は確かめられませんでした。もっと根性出して前の方に行けばよかったかな〜。メンバーも、楽しんでやろうぜーみたいなのがあったんじゃないかなあ。それが、アナログっぽい音に乗ってほんわか伝わってくる感じがして、よかったです! 私の周りで踊っていた大学生くらいの一段は、こういうビッグレイヴは始めてっていう感じの6人くらいのグループで、彼らがとても楽しそうにはしゃいでいるのを見て、こっちも楽しい気持ちになったのでした。

繋ぎはANDREW WEATHERALL。なんて贅沢な! ANDREW WEATHERALLったらPrimal Screamの「I'm Losing More Than I'll Ever Have」→「Roaded」とか『Screamadelica』のプロデューサーの印象が強くて、どこでUNDERWORLDと接点があるのだろう、イギリスってことくらい?とか思っていたのですが、Wikipediaで「アンドリュー・ウェザオール」で調べてみたらJunior Boy's Ownの創設者だったのねー! ししし、失礼いたしました(・_・;)

SIMIAN MOBILE DISCO終わってトイレに行ったりしてホール内にいたら、ANDREW WEATHERALLがいい感じなので、ふらふらと、人気の少なくなったステージ前あたりを歩いてみたりしていたら、ステージの上では次のUNDERWORLDの準備が始まっていました。小さなステージ上に組まれたセットがステージにざーっと運ばれてきて、見ると、中央にiMac-20inchアルミフレームが2台どーん。脇にPowerBookが2台どーん。卓から下に向かって、セッティングが書かれていると思われる紙ッ切れが何枚も昆布の日干しのようにぶら下げてあって、その隙間からピコピコ光りが光っているのが見えて。それでおおおーっとテンション挙りました。しばらくそこでセッティングするのを眺めていて、気が付くともう、自分の後ろにすごい人。今から出て行ったらもうこの位置には帰って来れないな…と思って、そこに居ることにしました。隣にいた、イギリス英語を話すガイジン集団の会話も面白かったし。

で、繋ぎのDJingが終って、ひときわスピーカーの音量が上がってステージにスモークが流れて、真打ち登場!…となったら、うしろからどどーっとひとが押し寄せてきて押し戻されて、あっという間にすんごいモッシュに! ぎゃあああつぶされるうううでもUNDERWORLDだあああすげえええ! 両手を挙げたら下ろせないくらいのモッシュ(^_^;) テクノでモッシュになるなんて!(UNDERWORLDってテクノでよかったんだっけ?)。曲がagaって行くと、横には移動できないから縦に跳ねるしかねえ!ってことでジャンピン。テクノでタテ揺れかよっ! でも、も、最初のラッシュで汗びっしょりになっちゃったし、こっちもハイだし、まいっか〜と、イギリス人軍団と吠えまくっていました(^_^;) 「REZ」とか、跳ねているのも意外と合っていました。

ライブは、全体的には、今までのベストではなかったなあ。コレとか知っちゃっている身としては。以前、こういう電気制御的な音楽でライブやる意味ってなんなの?CDかけるとかレコードかけるとかどどこがちがうの?っていうテーゼに、いやライブはちがうんだってば!っていうのを見せてくれたのはUNDERWORLDだった。生ベースとか、会場でその場で危うくなりながらじわじわageていくノリとか揃っていくリズムとか。でもそれって、最後にびしっと決まるからかっこいいと思うんだけど、そして一旦揃ってしまうともう揺るぎなく揃う電気なところがかっこいいと思うんだけど、この日のUNDERWORLDは、イマイチ、そういう狙いが外れているという感じがした(後でライブCD出るらしいんだけど、どうかなあ)。確か一人、重要な人物が脱退してしまったのだけれど、その影響なのかなあ、と思いました。

UNDERWORLDのライブのもう1つの楽しみのステージセット&映像、これもちょっと不完全燃焼だったかなー。映像の演出は、どれも既出っぽかった。写真をバラバラ疾走感と共に繋げて行くのとか、ゲームのネームエンターを使うとことか、金色のミラーボールとか。どっちも好きなんだけど、もうちょっと新しいのが見たかったなー。

でも、まあ、楽しかったよ。久しぶりのモッシュだったし(^_^;) あと、隣のイギリス人軍団が、歌詞をちょっと遅れて復唱したりレスポンスしたりしていて、それを聞いているのがおもしろかったです。歌詞もリアルタイムに理解している人は、そっかあ、こうdopeされるわけね、なんて思ったりして。それで改めて思ったんだけどUNDERWORLDって歌っていうかあれSporken Wordsだなあと思いました。「BORN SLIPPY」とかなんかお経っぽい。一番メロディのあるのは「PEARLS GIRL」かなあ、でもそれさえもライブではちょっとささやくように歌われていたし。それにもう、UNDERWORLDったら我が青春アンセムなんだよ! どんなに崩れた演奏でも、もはや脳内で美しく補完されてしまうのです、過去のライブの体験や、それぞれの曲にまつわる思い出で。

途中から、脱水っぽくなってしまったのと踊れないのにガマンならなくなって後ろに移動して、アクエリアスを一気飲みしてからは、PA卓の後ろ脇の方でずっと踊っていました。

そんなんで、やや不完全燃焼気味つつお腹減りつつ、一人で遊んでいる寂しさつつ(今までUNDERWORLD必ず誰かと見に来ているから)、フードを並ぶ列について時間を潰し、巨大壁画が描かれて行くのを寝っ転がって眺めて休んだりしました。

ホールで次のTHE ORBが始まって。ちぇっ、THE ORBなんつったら絶対サイトウくんと来たよなあ、なんて思いながら、ゆっくりとホールに移動しました。しかし、ホールに一歩一歩近づくに連れて、リズムとメロディーにだんだん気持ちが持ってかれて、ふわあっと踊っている人たちの和に入っていってしまいました。そんくらい良かったです、THE ORB

3曲目くらいかな、目の前を、薄いコートを着た人がふわっと横切って行って、その時にきらっと、右側のピアスが光って、あれっと思ってその人を良く見たら山形浩生氏でした。ふわふわあっと、何かに取り付かれた様に人の間をぬってフロアーを横断していかれました。山形浩生氏も、THE ORBよく知る世代だもんなあ。21世紀にTHE ORBを東京、じゃなかった千葉か、でライブで見られるなんて…と感慨深かったのであろうと思いました。(そのようです。うう、同士よ(泣))

演奏は多才にしてびしっとキマっていました。コピーからオリジナルまで。一曲ごとに雰囲気を変えて、というか転がして、お客さんを楽しませていました。亀の甲より年の功! さっきの、フラッシュばきばきなライティングから、青とかムラサキとかの抑えめの色で、ミラーボールも流す様な感じで、流れるようなライブでした。体はすっかり疲れていたけど、曲に合わせて踊りながら、会場をふらふらと移動してまわっていました。すんごい前の方は混んでいるのかもしれなかったけど、それでもUNDERWORLDよりも全然前の方までちゃんと踊るスペースがあって、近づいたり離れたりしながら、曲と共に会場を移動していました。

そんなんで、まあ、オーバーオール、よかったです。