MADNONA@下北沢CLUB Que

いつも楽しいノーナのライブに行ってきました。
今回は、下北沢Queの13周年を祝おうシリーズの一環でもあり「MADNONA」と題された新しいノーナの企画ライブのひとつでもあり、でした。しかも2-DAYSライブ。私は2日目だけ参加。

下北沢Queに寄せて、みたいなのを、ノーナのゴータさんがご自身のブログに書かれていました(ソースにnameタグがないので直リンが貼れない…ここより10月29日(Sat)を参照のこと)。へええ、そんな過去があったのかあ、と。当時私はライブはあんまり小さなところは行ってなかったなあ。下北沢ったら演劇を見にくる場所、で。ライブは、新宿・高田馬場圏がほとんどでした。後は、当時はどっちかっていうと夜のクラブ活動の方が中心だったからなあ。

Queのキャパは…250? 280? 当日はもういっぱいでした。ライブが始まる前に、ゴータさんがステージ上で、観客にちょっとずつ前に詰めるようにジェスチャーするところからライブが始まりました(笑)

相変わらずとても楽しいライブでした。歌った歌った! 周りの人の歌っている声もがんがん聞こえてきた。とても楽しそうな声。女の子の声も、男の子の声も。ライブハウスの壁にお客さんの声が跳ね返って聞こえるのって、ノーナのライブでしか体験できないことのひとつで、今回もそんな幸せな体験ができました。これ体験しちゃうと、カラオケとか、あのエコーとかぽこぽこ音楽とか、空しくて、行く気がしないよ。

そして相変わらずゴータさんはスタァって感じで。全身全霊を込めたエンターテインメント。期待を裏切らないMC(笑)! ゴータさんが何かしゃべっているときに、コーラスの真城さんが身を潜めてその落ちを期待しつつ話を聞いているのが、とても可愛くて可笑しくて(笑) そして、期待通り落ちが決まると、とっても楽しそうに笑うんだけど、その豪快な笑い声がマイクを通さないでも聞こえてくるのです(^_^) とてもほっこりとした気持ちになります。いつも何かあるオッケンさんは、今日は曲順表がない→裏返して置かれていた、とのこと。小松さんは、初日がハケた後、ラーメン3人前、チャーシュー5人前食されたとのこと。もうね、こういうエピソード全部含めてノーナ・ワールド。

メンバーのみなさんはとてもリラックスして演奏しているように見えました。ノーナのみなさんにとってはもう、はき慣れたパンツのような楽曲ばかりで、古参のファンのみなさんにとってももう、毎日使うお箸のような楽曲なんだろうなあ。しかし、ゴータさんも仰っていたけど、小松さんとオッケンさんはなんか前に見たときよりも…何て言うか違った気がしました。なんか小松さん、凄みがあった。余裕があった以上に凄みがあった気がしました。なので、「狛犬の唄」でちょっと走り気味ドラムになっちゃったときは、ほっとさえしました。別人じゃなかったんだー、と。オッケンさんは前から落ち着いた方だなーと思ったいたけど、もっと落ち着いていた。でも、盛り上りどころで、どーんと出て来る。でも落ち着いている。あんな人がバックだったらほんとココロ強いだろうなあ。そして、外見が、ますますWhite StripesのJWに似て来た気がしますー! っていうかギターも似ているかもー! ただし、今のJSじゃなくって、今よりも体重が半分くらいだったころのJSに、ですが(^_^;)

私は、とてもとても、ファンだなんて言えないほどあんまり熱心なファンじゃないんだけど、でも、ノーナのライブは行けない理由がない限り行く。だってとても楽しいんだもの。ノーナの楽曲に関しては、楽曲名は知らなくても全部歌える歌がたくさんある。そしてそれのほとんどは、ライブで覚えたものだ。だってさ、部屋で一人で、

Love, alive!

なんつってたってしょーがないじゃなーい。こんなセリフ絶叫できるのはゴータさんしかいないと思う。そのゴータさんにかこつけて、一緒にメロディに乗せてこんなこっぱずかしいセリフ言えちゃうのって、ノーナのライブでだけだと思うんだー。

今日のカバーは、よりにもよって、プリンス殿下の「I feel for you」でした。ゴータさん、いつかプリンス歌ってくれると思っていたけど、こんなに早く聞けるとはー(泣)!

あー楽しかった。ノーナ最高!