GHEEE@新宿Motion(ONE-MAN)

How it all happened in '99?

ああもういろんなことがあったね(逆ギレ気味←「毎日かあさん4」の影響大)!!

  • Mt.Hoodスノーボード・キャンプに参加する
  • NLP研究所で働き始める
  • 学部のコースを取り終えて専門課程に進む
  • Woodstock'99に行く…暴動事件に巻き込まれる
  • メガ日記に参加する
  • 合気道の昇級試験を受ける(正式入門する)
  • 生まれて初めて、銃で生き物を撃って殺す
  • 夏に君と出会った。あの時は後であんな悲しい別れが待っているなんて考えてもみなかったよ


久しぶりのライブ。って、前回最後のライブもGHEEEだった。無駄にどきどきわくわくしながらライブハウスへ向かった。

ここ数日(沖縄から帰ってきてから)はHip Hopとクラシックばかり聞いていて、ロック酸欠状態で聞いたロックがGHEEEというのはちょっと刺激が強すぎた(^_^;)。一番最初は「Beautiful Stungun」だろうなと思っていたらやっぱりそうで(当たり前か)、くらっとキた。音が通り過ぎていく感じが、こんなに速かったとは。肌がビリビリした。

うーん、でも、あの規模のハコだとやっぱり、ボーカルが潰れてしまうなあー。もっとちゃんと歌聞きたいんだけどなー。ドラムの音がヌケないでくぐもってしまうのも、うねりをもちつつビートを刻む、みたいな、独特のGHEEEのドラムサウンドのステキさが100パーセント発揮されないよ…と思った。歌詞に関しては、1stアルバムの曲は私も一緒に歌っちゃって脳内補完しているからよいのだけれど(^_^;)。でも、そんなハコもんだいなんかどうでもよくなるほどのライブ感があって! 今、生で聞いているんだっていう、あーこないだ聞いたのとちょっと違うっていう、そういうのがひしひしと感じられるのが、バンドっていう生き物のライブっていう実験の面白いところで、それはもう、ばっちり感じられるのだった。

ツートップなGHEEEだけど、近藤さんがだいぶ、リーダーっていうかフロントマンっていうか、そんな感じになってきてて、深沼さんは黙ってかっこいいギターを弾くそして歌う!職人!という感じになっていた。あれだけ重たいリフを、メタルっぽくエフェクトしないでちらばすっていうのはさすが深沼さんだなあ。涼しい顔して弾いているけど難しいのがいっぱい。今日は、後ろの方で見ていたので、深沼さんが弾いているところ、あんまり見えなかった。ボーカルのときはちょっと見えるんだけど、サビになると、スタンスが広くなる→前屈みになる→全体的に低くなる、ので、もう完全に見えなかったです(T_T)。

今日の近藤さんがなんか熱かったと思った。だって今までヘッドバンクしてギター弾く近藤さん見た事なかったから。その横で涼しげーにベースを弾くヒサヨさんがまたかっこ良かった。ベースの音と一緒で絶対崩れないんだなあ。YANAさんのドラムは、もう、GHEEEのドラムになっていた。たぶんYANAさんがメンバーでなくなったら確実にGHEEEGHEEEでなくなる、そんな気がした。

新曲、全部で5曲?6曲だったかな? 残念ながら歌詞はほとんど聞き取れなかった。1stアンコールでやった2曲が一番好きだったかなー。次のアルバムが楽しみです。「10月か11月に録音して、来年の2月くらいにはアルバム出します!」って深沼さん言っていた。近藤さん待ちだそうです(笑)近藤さん、じゃんじゃんお酒を飲んでがんばってください。そう言われて、あ、じゃあ今日の新曲って深沼さんが書いたものなのか、と思って聞いてみると、1stアルバムの曲たちと比べるとシンプルというかど直球な感じがした。ああ、あの曲の、あのところが近藤さんなんだ、と、うんうん、思ってみたり。よく考えたら、PEALOUTのライブって行った事ないし、近藤さんだけのライブも行ったことがない。行ってみたいなと思った。

これから、新曲たちに近藤さんテイストが加わって、もうひと捻りされてそれからレコーディングされていくんだろうな。捻られる現場がライブっていうのがいい。普通、アルバムできてからライブ、って感じなんだけど、GHEEEはまずライブに“実践投入”されてから“記録”されるんだなあ。本当は、まず実践投入・上演・上映でよかったものが記録されるっていうスタイルだったんだろうな、いつから逆転してしまったんだろう? そして深沼さんはいつになったらMellowheadに戻って来るのだろうか(^_^;)。

2ndアンコールの「Beautiful Stungun」のギターソロ、たぶん、一番最初のと違ってた。なので、その前に近藤さんが「じゃー…もう一回最初から繰り返しで(笑)」って言っていたのが「(笑)」じゃないんじゃないかとすら思ってしまった。でもそれで終わりで、その終わりがひどく唐突なものに思えてしまった。そんな予定不調和。

9月、あちこち回ってラストはまた東京で。カンバックサーモン! でっかくなって帰ってこいよ!