ミラクルファイブ

私はオセロが弱いです。ハンパなく弱いです。

好きなんですけど弱いのです。

オセロを考案した人って日本人で、長谷川五郎さんとおっしゃるのだそうです。その長谷川さんがオセロ発売当時から構想を練っていたという新ゲームの発表会を、先月の6月14日、34年前にオセロの発表会をした帝国ホテルで行ったのだそうです。

新しいゲームの名前は『ミラクルファイブ』。
http://www.dengekionline.com/data/news/2007/6/14/22c5ae09697f87e7fbdccd147c620120.html
http://ascii.jp/elem/000/000/043/43238/

今からやれば私でも「達人」になれるかも! 競技人口が少ない今なら世界大会出場も夢じゃない?!と思って(バカ)、早速入手。練習相手は会社の先輩(入社時期が私よりも早いので。歳は一回り以上下)よーすけくん。オセロは結構強いです。

ラクルファイブもルールは至って簡単。遊び方・勝敗の決着は五目並べに似ています。白と黒のコマを交互に打ち合い、盤上に、縦横斜めいずれか5個直線で連続して並べれば勝ち。五目並べよりも難しいのは、使用できるコマが両者とも12個ずつであることや、1度置いたコマを移動することができること、移動するのは最初は四方向だけだけど一旦動いたら八方向に動く事ができるようになること、相手のコマを飛び越して移動ができるが自分のコマは飛び越せないこと、そして、外周回と真ん中にワープゾーンのようなものがあること。こうしてずらっと書くと「なんか覚えることがいっぱいだなー」と思うかもしれないけど、これらは実際コマの並んでいるところを見ると簡単に覚えることができます。そして、この特別ルールこそが、ミラクルファイブを単なる五目並べからぐっと面白くしているのっぽいです。ちょっと複雑になっただけなのに、考えられる手の展開がすごい増えてる。大逆転も有り得る。オセロよりも高度な戦略性が必要。...大丈夫か、私(^_^;)

最初は、勝負は(私が五目並べの域で負けてしまうということも有り(^_^;))、一旦手持ちのコマ12個を盤上に全部並べてしまうと、そこからが脳みその使いどころです。こちらが一打打つ度に「うーん、不思議な手だなあ、意図がわかんないなあ」と呟く練習相手。私は、5回ほど連敗してやっと1回勝てました。でも、オセロだったら今までに20回くらいやっているけどよーすけくんに一度も勝ったことないから! それに比べたら私なかなかやるじゃんって!

ルール違いで3つのゲームができるらしいです。今んとこ、「二兎を追う者は一兎も得ず!」と、ミラクルファイブしかやっていません。そして、それぞれが古の物語を元に作られたゲームらしいです。ミラクルファイブは西遊記が下地になっているとのことです。あの柱状のコマはお釈迦様の指なんだね〜。それで柱なんだ〜(゚∀゚)! しかし、この柱がまた曲者で、コマの配置を見にくくしているのです(T_T)。

http://www.megahouse.co.jp/palbox/products/game/board13.html

なんと、開発者の長谷川五郎氏が運営する上野オセロ囲碁センターにて、ミラクルファイブを体験することがでるんだそうです。席料は700円。長谷川氏がお相手をしてくださることもあるそう。開発者=創始者とゲームできるなんて! しかし今のままでは五目並べのまま...うう、もうちょっと強くなってメッカに参るぞ!