Guiter Rock

最近購入したCDの中で「ギター」っていうタグを付けたもの、列挙。レビューでも批評でもありません感想です。私に何かCDをオススメしてくださる方がいらっしゃったら、こちらを参考にオススメしてくださると、私に美味い酒を奢ってもらえる確立が高まります。



THE GO STATION http://www.thegostation.com/

パッション・ビフォア・ファンクション

パッション・ビフォア・ファンクション

Guiter Rockだったらこれがいいよ!」と知人に勧められて聞いてみたTHE GO STATION。在米中にライブを見たような記憶があるけどどんなステージだったか忘れているっぽくて残念(たぶん泥酔していて覚えていないものと思われる)。友人に勧められたあと、OOPS!の記事を読んで、
http://oops-music.com/info/view_news.html?nid=31673
すっごく期待して聞いてみたのだけれど、ちょっと違った。90年代UKギター・ロック・バンドって、私の中では、もっとずんっ、としてるんだなあ。「ギター・ロック黄金時代再来を予感させる」かあ、確かにメロディーはキレイで、ああキレイだなあと思うのだけれど、それ以上はあまり残らないかも。私の好みが、もっとヘヴィかつノイジー寄りなんだなと思った。


THE CALIFORNIAS http://www.thecalifornias.net/

ブライト

ブライト

ギターがいっぱい鳴ってて楽しい楽曲がたくさん。ロックっていうよりも歌謡曲っていう歌詞。http://www.fabtone.jp/band/thecalifornias.htmlによるとメンバーのみなさんは「俺達は現代版The Beach Boysになりたいんだ」と仰っているそうですが、それわかるわあ。浜辺の日向の曲、西海岸だねえ。でも私はどっちかっていうと、パワー・ポップっていうのならBowling for Soupっくらいパワーのある明るい元気があるのが好きです。あと、あんまりlove満載の歌詞は苦手、かも。


The White Stripes

イッキー・サンプ

イッキー・サンプ

Icky Thumpってタイトルがカワイイ。まずそれで座布団一枚!と思った(笑)

ドラムとギターがメインだから、ギターが前面でぎゅいんぎゅいんいっていて、それはそれで有りだ有り!という感じ。ぎゅいんぎゅいんいうのはギターならいいや、と思えるのは、私がやっぱりギターが好きだからかな。退院したての頭痛が酷いときによく聞いていた。そういう不安定なときに不安定な曲を聞くと気持ちよかった。高校のころ、バスケ部の先輩が、風邪引いて気分が悪い時はヘヴィメタを聞く、と言っていたのを思い出した。めちゃくちゃ崩しているようで、端々に上手さがギラリと光る、じっと聞いていると不規則にぞくっ、ぞくっとする。それが面白いんだけどね。でも、WSは私の中ではロックでは...ないな。もっと壊れちゃっています。


The Ataris

Welcome the Night

Welcome the Night

エモ、っていうカテゴリがよくわかんないんだけど...The Atarisはエモだってよく言われる。Jimmy Eat WorldもDropping DaylightもNumber One Gunもエモらしい。歌い方がエモーショナルだから(言ってて意味がよくわかんない)? ギターのディストーションの感じが? ま、いいや。

やっぱり私はアルバム「So Long, Astria」が好きだ。あの音の感じ、あの声、あの歌詞。前のアルバムから随分と開いて、その間にいろんなことが彼らにあって、それから出てきたアルバムにはあの頃の疾走感やノリや切れ切れしい感じは随分と抑えられたものになっていた。新しいプロデューサーの影響なのだろうか。でも、相変わらす歌詞がすごい。叙情的、とはまた違う何か。言葉とメロディが一緒になって胸を締め付けるような。「Not Capable of Love」なんて言葉、聞いただけで苦しくなるよ。


Prince

Planet Earth

Planet Earth

いっぺん聞いただけでどの曲も殆ど覚えてしまった、それくらい耳馴染みのよい曲、つまりポップ。ポップなのにちゃんとプリンスらしい。プリンスじゃなきゃできないなあーと思える曲ばかり。「Guitar」って曲の、シンプルかつグルーヴィーさがもう、どストレートでいいなあ、さすが殿下だ! ほんとこの人、すごいなあ、狂ってるよ。


TRICERATOPS

DON’T STOP THE NOISE! ~The Best Singles & B-Sides 1997-2007~

DON’T STOP THE NOISE! ~The Best Singles & B-Sides 1997-2007~

ああ、ほんと、リアルタイムに聞けなくて残念だった。ベスト盤を出してくれてありがとう。でもやっぱりライブで聞きたい!と思える楽曲ばかりで逆効果です(^_^;) 日本語感がのんびりしてて良いなあと思う。エモーショナルばかりがよいわけじゃないのだ。


GHEEE

GHEEE

GHEEE

アルバム発売からライブで聞いて、アルバムでも聞いているのに、Princeと逆で、何度聞いてもなかなか覚えられない。全体が流れて、いうよりも、歌詞だとかギターのリフだとかが部分部分でひっかかって、ひっかかったワン・ピースに気を取られていると音が流れていってしまう。いちいちい立ち止まっちゃう。

良い意味で。いつまでたっても慣れない、そこがいい。30分ちょいのアルバムでよかった、こんな"付き合い"、47分とか持たないと思うから。最後のインスト曲が、最後に持ってきたのがすごい。他の曲とバランス全然違うし! 現実に、ほれ、戻れ、みたいな。

無理にテンションあげなくてもちゃんとかっこ良くできる、というか、テンション上がってないだけに圧倒される。演奏とメロディのガチり具合とか、私の中ではGHEEEThe White StripesとPrinceの反対端にある気がする。圧倒的なテクニックと確信犯的なエンジニアリングが存在するところは、3者一緒だけど。

歌詞の、湿っぽくない感じが、歌もギター!って感じで、ギター4本鳴っている感じがして好きです。あーだからなかなか歌詞覚えられないんだな、きっと。