Filltune(フィルチューン)骨伝導ヘッドフォン

クリスマスが近づくと何故か物欲が刺激されますね(何故か、ってことはないか(^_^;))。

今年は、もらうあてもなくあげるあてもなく、サンタさんがトナカイの橇に乗ってよゐこにプレゼントを配っているころには会社に詰めて「納期死守!」という鉢巻を締めてモニターに向かっていることでしょう、なのですが、もしかしたら奇跡が起こって三十ウン歳の私のところにもサンタさんが来てくれるかもしれないので、リクエストを書いておくことにします。

それは、

骨伝導ヘッドフォンの「Filltune(フィルチューン)

です。7月頃にアキバの先端ナレッジフィールドに遊びに行ったときに見せてもらったのですが、1年くらい前にどっか(多分、中野のオーディオ屋)で試した骨伝導ヘッドフォンは、音域が狭いような気がしてイマイチ魅かれなかったのですが、それと比べると聞こえてくる音の質も全然違う感じでした。骨伝導ヘッドフォンって、音が聞こえてくるけどその聞こえてくる方向がわからないのです。どこかからか音が聞こえてくる!という感じ。鳴っている!という感じ。既存の骨伝導ヘッドホンが50Hzから4KHzぐらいのの音を再生するらしいのですが、Filltuneは25Hzから25kHzまで再生することが可能とのこと。新素材の「超磁歪トランデューサ」なるものを使用しているから、とのことです。

人間の可聴範囲は20Hzから20kHzらしいので、「鳴っている音」は可聴域を超えていることになります。可聴域を超えている音を再生して、意味あるの?と思うかもしれませんが、これは、人間がその範囲の音しか聞こえない=認識できないのは、鼓膜という集音装置のせいで、認識する能力はあるのかもしれない、しかるべき装置があれば認識できるかも知れない、という仮説が考えられます。骨伝導ヘッドフォンはその仮説に挑戦する装置なのです。

先端ナレッジフィールドの方によると、このヘッドフォンの使用によって、難聴者の方も音を聞くことができるようになったり、普通の人でも、これまで聞こえなかった音が聞こえるようになった、という人もいるそうです。認識能力が高まり、今まで鼓膜で拾ったものの「判別できず」「認識できず」として切り捨てていた音も認識できるようになったということでしょうか。

今、会社では、液晶モニターについてるスピーカーで音楽を聞いているのですが、あんまり大きな音で聞くと周りの人は五月蝿いだろうし(それに私は気に入った曲はヘビーローテーション派なので、その音楽/曲に興味のない人にとっては耳障りだろうし)、かと言ってヘッドフォンをすると呼びかけられたり話しかけられたりしてもわからないし、電話取れないし、なので、できないのです。骨伝導ヘッドホンだったらこれらの問題はクリア!です。加えて、Filltune開発会社の開発ストーリーが、いいんです。泣かせます。

もうすぐ発売になりますからね〜、と聞いていて、発売になった!やった!で、いくら?…( ゜Д゜)え、えと、ちょっとお小遣いじゃ買えないかな(汗)なのでサンタさん、お願いしますm(_ _)m