PlayStation3がFolding@homeに参加

http://japanese.engadget.com/2006/08/23/ps3-folding-at-home/
最近の家電は凄いよね。ちょっとしたものでもなんかセンサーが搭載されていたりオートメーションされる仕組みが整っていたり。

USから帰国して一人暮らしを始めたときに、電子炊飯器の“進化”に驚いたよ。お米の分量や水の量、お米の水分の吸収具合とかなんとか、センスして計算して、最高の炊きあがりにしてくれる!っていうんだから。私も、3合炊きサイズの出ているもので、かなりトップノッチな者を買ってみた。それで、いろいろなお米やいろいろな水分量で試してみたよ。いずれの場合も「これがベストだ!」という状態に炊きあがった。固めなら固めのベストに、柔らかめなら柔らかめのベストに、前の晩からセットした場合、お米をといですぐに炊く場合、などなど。

私の中では、ゲーム機も家電のひとつに数えているんだけど、ゲーム機こそ「コンピュータ機器」なんだよね。あのレンダリング、あのサウンドを再現しているのだから。それを、ゲームのためだけにしか使わないって実はもったいないことだなとずっと思っていた。(あまりにももったいないので、今だって、用もないのに一日一回ゲーム機を起動してしまうほどだ。)

かつて、プレステは、プレステ2で動作するLinuxがあるんだって?!なら公開してよ!というユーザの声に答えて公開した(つか、販売した)という素敵ストーリーもありました。プレステ3でもなんかやってくれるんじゃないかな、だってこのスペックじゃウチで一番高性能の「コンピュータ機器」になること間違いなしなんだもん。ゲーム以外にもなんかに活用したいとおもうのは当然じゃないの! @homeのプロジェクトは、めちゃめちゃローパワーな「コンピュータ機器」にだってできることだけど、「せっかくだからゲーム以外のことにもプレステ3を使おう」っていう姿勢、酷く不自由な環境でwebTVとかメールとかするんじゃなくって、っていうのは、評価できると思った。