R.I.P. rei harakamiさん

正直、まだ信じられません。今からでも、ほんとうに噓であって欲しいと思っています。
reiさんは原さんのイベントに出演されることが多かったので、それでお話させていただく機会が何度かありました。いつもひょうひょうとしてて飾ってなくて、人見知りさんなところがあるのにサービス精神旺盛で。Inner Scienceくんやagraphくんに慕われている様や、原さんやSUZUKISUKIさんやユザーンさんと笑い合ったりしている様が、あまりにも自然であまりにもよく見ていたので、つい昨日のことのように思い出されます。

つい昨日のことのように、といえば、先日、とある会場でもお会いして、私は隣りの席でした。前の方が空いていたので、どうぞ、とreiさんに前の席に座られるように促したら、reiさんも「どうぞ」と言うので、ふたりで、どうぞ、どうぞ、と(笑)私はスタッフですから、と言うと、「わたしもスタッフですから」と返されて(笑)reiさんはスタッフじゃないですよ出演者ですよ、って言おうとして、しゅちゅえんしゃ、って言っちゃったら、すかさず「いえいえ、しゅちゅえんしゃじゃないですよ」とすくわれてしまいました(笑)

帰りに、じゃあこんどは福島で会いましょう、とご挨拶すると、「はいよろしくです!」と、笑顔で、いつもの笑顔でした。いつもと変わらずこんどは必ずやってくると思っていたのに。私はreiさんのライブを福島で見れることをとても楽しみにしていたのに。

Turn On The Sunlightのツアーのときも、出演者全員が全霊を傾けて素晴らしいステージを披露してくれた、その熱に拍車をかけたのは間違いなくreiさんだったと思います。みんな、あんなにスゴいステージやってくれちゃったらがんばんないわけにはいかないじゃん!って感じで演ってくれていた。楽屋で、reiさんが、カルロスやフロスティーにCDを渡したときとか、面白かったなあ。

もうreiさんのライブで踊ることはできないんだ。もうreiさんの新曲を聞くことはないんだ。これからもっともっと素晴らしい音を時間を紡ぐことができる人だったのに。ほんとうにほんとうに残念です。寂しいです。

楽家、原神 玲さん。享年40歳。reiさんのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。