バルトの楽園とドイツフェア

ドイツ人俘虜がもたらした日本に連綿と息づくドイツ製品を紹介
バルトの楽園とドイツフェア

2006年6月15日(木)∼20日(火) ※最終日は午後 5 時閉場
東武百貨店池袋店10 階催事場

映画「バルトの楽園」の公開(6月17日)に合わせ、「バルトの楽園とドイツフェア」を開催します。「バルトの楽園」は、日本で初めてベートーベンの第九が演奏されたエピソードをもとに、第一次世界大戦時のドイツ人俘虜と日本人との交流を描く感動のドラマです。会場には実際に飲食を楽しめる映画セット(収容所の酒保*1パン工場)を再現するほか、俘虜が日本に広めたドイツ料理や、メルセデス・ベンツなど最新のドイツ製品まで紹介します。併せて物語の地となった徳島県の名産品も展示販売します。

【見どころ】

  • ローマイヤ(ドイツ料理/ハム・ソーセージ) 【イートイン】

創業者アウグスト・ローマイヤは久留米の収容所出身。多くの文豪にも愛された銀座の老舗が出展。同じく収容所出身で、神戸の名店として知られる「フロイントリープ」のパンを使用した「黒パンのサンドイッチ」を特別に販売します。

創業者カール・ユーハイムは広島の収容所出身。ドイツの高級菓子・バームクーヘンを日本に初めて紹介したことで知られています。大きなロール状のバウムクーヘンを会場でカットする実演を行います。

  • ドイツ軒(ドイツパン)【販売】

県外初出展。坂東俘虜収容所のパン職人から先々代がレシピを直伝され、それを頑なに守り続けた鳴門市のパン屋さん。映画の中でも使用された本格的なドイツパンを、限定販売。

*1:兵営内にある日用品・飲食物の売店のこと